人間ドックにおける消化器内視鏡検査に関するアンケート調査結果

「はじめに」2020年7月に設置が認められた「内視鏡スクリーニングのあり方検討委員会」では, 人間ドックにおける上部消化管内視鏡スクリーニングの標準案を作成することと人間ドックにおける大腸内視鏡検査スクリーニングの道筋を示すことをめざしている. まず, 現状を把握するために人間ドック内視鏡スクリーニングに関するアンケート調査を行ったので, その結果を報告する. 「対象と方法」人間ドック学会施設会員に対して, 学会誌「人間ドック」郵送時に内視鏡スクリーニングに関するアンケートを同封し, 郵送あるいはメールで回答してもらった. アンケートの実施期間は2020年12月末から2021年3月12日であっ...

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Published in人間ドック Vol. 37; no. 5; pp. 819 - 833
Main Authors 吉村, 理江, 日本人間ドック学会・内視鏡スクリーニングのあり方検討委員会, 鎌田, 智有, 青木, 利佳, 野崎, 良一, 井上, 和彦, 満崎, 克彦, 間部, 克裕
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本人間ドック学会 2023
日本人間ドック学会
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ISSN1880-1021
2186-5027
DOI10.11320/ningendock.37.819

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Summary:「はじめに」2020年7月に設置が認められた「内視鏡スクリーニングのあり方検討委員会」では, 人間ドックにおける上部消化管内視鏡スクリーニングの標準案を作成することと人間ドックにおける大腸内視鏡検査スクリーニングの道筋を示すことをめざしている. まず, 現状を把握するために人間ドック内視鏡スクリーニングに関するアンケート調査を行ったので, その結果を報告する. 「対象と方法」人間ドック学会施設会員に対して, 学会誌「人間ドック」郵送時に内視鏡スクリーニングに関するアンケートを同封し, 郵送あるいはメールで回答してもらった. アンケートの実施期間は2020年12月末から2021年3月12日であった. アンケートを送付した施設会員は1,721施設, そのうち435施設から回答が得られ, 回答率は25.3%であった.
ISSN:1880-1021
2186-5027
DOI:10.11320/ningendock.37.819