当院神経生理検査における現状

患者さんの身体の状態を評価するための, 臨床検査を行う専門の技術者が臨床検査技師とされており, それは医師あるいは歯科医師の指示のもとに行われる医療行為であるとされているが, その権限の行使についての考えが不確かになりつつあると思われる。その原因は, 環境要因・医師と技師の連携不足・技師の認識不良などが考えられる。そこで今回我々は, 臨床検査技師の立場や権限を再確認し, 日常の医療行為を行う中で, 「神経生理検査における医師と技師の連携 (技師はどこまでするべきか) 」について当院の神経生理検査における実状を踏まえて報告するとともに, その良い点, 問題点についても考えていきたい。...

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Bibliographic Details
Published inJapanese Journal of Clinical Neurophysiology Vol. 49; no. 2; pp. 76 - 79
Main Authors 佐々木, 一朗, 幸原, 伸夫, 松下, 隆史
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本臨床神経生理学会 01.04.2021
Japanese Society of Clinical Neurophysiology
Subjects
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ISSN1345-7101
2188-031X
DOI10.11422/jscn.49.76

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Summary:患者さんの身体の状態を評価するための, 臨床検査を行う専門の技術者が臨床検査技師とされており, それは医師あるいは歯科医師の指示のもとに行われる医療行為であるとされているが, その権限の行使についての考えが不確かになりつつあると思われる。その原因は, 環境要因・医師と技師の連携不足・技師の認識不良などが考えられる。そこで今回我々は, 臨床検査技師の立場や権限を再確認し, 日常の医療行為を行う中で, 「神経生理検査における医師と技師の連携 (技師はどこまでするべきか) 」について当院の神経生理検査における実状を踏まえて報告するとともに, その良い点, 問題点についても考えていきたい。
ISSN:1345-7101
2188-031X
DOI:10.11422/jscn.49.76