訪問リハ指導における地域連携

1979年より当院で行ってきた訪問リハ指導の経過をふまえ, 2000年に施行された介護保険後の動向を調査した。  訪問リハ指導では, 関連する諸機関との連携が必要であり, 介護保険施行前に築いてきたネットワークの再編成が必要とされている。  介護保険施行後, ケアマネジャーとの連携強化をはかりながら, 各訪問リハ指導の役割を形成しつつある。その中で自治体の関与が薄くなる傾向は否めないが, 今まで培ってきた病院と自治体との連携も維持し, 新しい地域連携を構築していきたい。...

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Published in日本農村医学会雑誌 Vol. 53; no. 4; pp. 673 - 678
Main Authors 栗原, かおる, 花岡, 利安, 佐藤, 美智子, 久保田, 道子, 土屋, 匡, 水上, 弘史
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本農村医学会 2004
日本農村医学会
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Summary:1979年より当院で行ってきた訪問リハ指導の経過をふまえ, 2000年に施行された介護保険後の動向を調査した。  訪問リハ指導では, 関連する諸機関との連携が必要であり, 介護保険施行前に築いてきたネットワークの再編成が必要とされている。  介護保険施行後, ケアマネジャーとの連携強化をはかりながら, 各訪問リハ指導の役割を形成しつつある。その中で自治体の関与が薄くなる傾向は否めないが, 今まで培ってきた病院と自治体との連携も維持し, 新しい地域連携を構築していきたい。
ISSN:0468-2513
1349-7421
DOI:10.2185/jjrm.53.673