低遅延・情報帯域制限オーディオコーデック装置の評価

限られた通信速度のネットワークにおいて低遅延かつ高品質で符号化できる方式「CLEAR(Conditionally Lossless Encoding under Allowed Rates)」を考案し,装置試作を行った.CLEARはロスレスオーディオ符号化を基にしており,入力音源に依存してフレームごとに原音そのままで送れる場合と歪を生じる場合を切り替える方式である.本論文では,CLEARオーディオコーデック装置と実回線を用いた音質主観評価実験の結果について報告する....

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Published in映像情報メディア学会誌 Vol. 74; no. 2; pp. 395 - 401
Main Authors 山口, 徹也, 森住, 俊美, 中嶋, 淳一, 長谷川, 馨亮, 杉浦, 亮介, 川島, 修, 小田, 秀朗, 古角, 康一, 鎌本, 優, 青木, 政勝, 野口, 賢一, 守谷, 健弘
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 映像情報メディア学会 2020
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ISSN1342-6907
1881-6908
DOI10.3169/itej.74.395

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Summary:限られた通信速度のネットワークにおいて低遅延かつ高品質で符号化できる方式「CLEAR(Conditionally Lossless Encoding under Allowed Rates)」を考案し,装置試作を行った.CLEARはロスレスオーディオ符号化を基にしており,入力音源に依存してフレームごとに原音そのままで送れる場合と歪を生じる場合を切り替える方式である.本論文では,CLEARオーディオコーデック装置と実回線を用いた音質主観評価実験の結果について報告する.
ISSN:1342-6907
1881-6908
DOI:10.3169/itej.74.395