ラット関節可動域制限に対する筋圧迫の影響に関する研究

〔目的〕本研究は,足関節最大底屈位に固定して足関節背屈制限を発生させる状況において,足関節を動かさないでヒラメ筋の伸張を目的に筋圧迫を加えることで足関節背屈制限発生の予防に寄与するか検討した。〔対象と方法〕8週齢のWistar 系雄ラットを対象として,左後肢は関節固定を行い,右後肢は関節固定と筋圧迫を行った。〔結果〕結果は,筋圧迫が関節可動域制限発生を予防することはなかった。〔結語〕今後は関節固定肢位や圧迫方法をさらに検討する必要がある。...

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Published inヘルスプロモーション理学療法研究 Vol. 12; no. 1; pp. 33 - 40
Main Authors 廣瀬, 勇太, 佐藤, 勇太, 三村, 俊介, 鎌谷, 海斗, 菅原, 昌浩, 池尾, 諒真, 小野, 武也
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本ヘルスプロモーション理学療法学会 30.06.2022
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ISSN2186-3741
2187-3305
DOI10.9759/hppt.12.33

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Summary:〔目的〕本研究は,足関節最大底屈位に固定して足関節背屈制限を発生させる状況において,足関節を動かさないでヒラメ筋の伸張を目的に筋圧迫を加えることで足関節背屈制限発生の予防に寄与するか検討した。〔対象と方法〕8週齢のWistar 系雄ラットを対象として,左後肢は関節固定を行い,右後肢は関節固定と筋圧迫を行った。〔結果〕結果は,筋圧迫が関節可動域制限発生を予防することはなかった。〔結語〕今後は関節固定肢位や圧迫方法をさらに検討する必要がある。
ISSN:2186-3741
2187-3305
DOI:10.9759/hppt.12.33