症例1. 気管支脂肪腫の1例(第29回 日本呼吸器内視鏡学会中部支部会)
症例は76歳男性. 腫瘤影精査の気管支鏡検査にて, 右下葉肺扁平上皮癌(T2N0M0 stage IB)と診断した. 右主幹に広基性隆起認めるも, 生検にて悪性所見はなかった. 低肺機能にて2002年6月25日胸腔鏡下右下葉部分切除施行した. 術後在宅酸素療法導入した. 2005年1月13日気管支鏡生検にて気管支腺を含む脂肪組織の所見を得た. 3月10日気管支鏡下に高周波スネアによる腫瘍切除を行った. 病理診断は脂肪種で, 成熟した脂肪細胞の集塊の内部に散在性の気管支腺と小リンパ球の集籏を認めた....
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Published in | 気管支学 Vol. 27; no. 6; p. 489 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
2005
日本呼吸器内視鏡学会 |
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Summary: | 症例は76歳男性. 腫瘤影精査の気管支鏡検査にて, 右下葉肺扁平上皮癌(T2N0M0 stage IB)と診断した. 右主幹に広基性隆起認めるも, 生検にて悪性所見はなかった. 低肺機能にて2002年6月25日胸腔鏡下右下葉部分切除施行した. 術後在宅酸素療法導入した. 2005年1月13日気管支鏡生検にて気管支腺を含む脂肪組織の所見を得た. 3月10日気管支鏡下に高周波スネアによる腫瘍切除を行った. 病理診断は脂肪種で, 成熟した脂肪細胞の集塊の内部に散在性の気管支腺と小リンパ球の集籏を認めた. |
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ISSN: | 0287-2137 2186-0149 |
DOI: | 10.18907/jjsre.27.6_489_1 |