理学療法学科学生の装具療法に関する理解度の学年別調査

〔目的〕装具療法に関する学年ごとの理解度を明らかにすることを研究目的とした.〔対象と方法〕対象は3年制専門学校の理学療法学科学生92名とした.以下の項目についてアンケート調査を実施し,学年別に検討した.(年齢,性別,学年,入学前の装具の認知,現在の装具の認知,正しい装具の認知,触れた経験,使用目的,対象疾患,部品の認知とその機能等).〔結果〕1年生は,他学年と比べ理解と触れた経験が乏しかった.2年生は,名称理解や触れた経験はあるが,部品や使用目的・対象疾患の理解は限定的であった.3年生は,今回の調査内容に関してはほぼ理解できていた.〔結語〕学年ごとの理解度を踏まえ授業を展開する必要がある....

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Published inRigaku ryoho kagaku Vol. 32; no. 6; pp. 929 - 935
Main Authors 宮原, 拓也, 白石, 和也, 高島, 恵, 加藤, 研太郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published Tokyo 理学療法科学学会 01.01.2017
Japan Science and Technology Agency
Subjects
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.32.929

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Summary:〔目的〕装具療法に関する学年ごとの理解度を明らかにすることを研究目的とした.〔対象と方法〕対象は3年制専門学校の理学療法学科学生92名とした.以下の項目についてアンケート調査を実施し,学年別に検討した.(年齢,性別,学年,入学前の装具の認知,現在の装具の認知,正しい装具の認知,触れた経験,使用目的,対象疾患,部品の認知とその機能等).〔結果〕1年生は,他学年と比べ理解と触れた経験が乏しかった.2年生は,名称理解や触れた経験はあるが,部品や使用目的・対象疾患の理解は限定的であった.3年生は,今回の調査内容に関してはほぼ理解できていた.〔結語〕学年ごとの理解度を踏まえ授業を展開する必要がある.
Bibliography:ObjectType-Article-1
SourceType-Scholarly Journals-1
ObjectType-Feature-2
content type line 14
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.32.929