足の良導点で検出される極微弱生物フォトン発光について

今では肉眼では全く感知出来ない極めて微弱な可視部を中心として紫外部から近赤外部の光を定量的に測定する事が可能となり, 本研究で行っている良導絡良導点から出る極微弱生物フォトン発光情報も検出される様になった. このような極微弱な生物フォトン発光は, 生体系の多重階層構造のそれぞれのレベルの内部および各レベル間における協力現象とフィードバック作用を通して自律的に形成される"秩序ある(生きている)"生命システムのありのまま(ホメオスタシス)の状態や拳動を知らせる新しい生体光情報であると理解することができる. 我々の研究グループはこれまでの人体表面からの生物フォトン発光の発見に基づ...

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Published in日本良導絡自律神経学会雑誌 Vol. 47; no. 3; pp. 115 - 118
Main Authors 神, 正照, 稲場, 文男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本良導絡自律神経学会 2002
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ISSN0913-0977
1884-7595
DOI10.17119/ryodoraku1986.47.115

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Summary:今では肉眼では全く感知出来ない極めて微弱な可視部を中心として紫外部から近赤外部の光を定量的に測定する事が可能となり, 本研究で行っている良導絡良導点から出る極微弱生物フォトン発光情報も検出される様になった. このような極微弱な生物フォトン発光は, 生体系の多重階層構造のそれぞれのレベルの内部および各レベル間における協力現象とフィードバック作用を通して自律的に形成される"秩序ある(生きている)"生命システムのありのまま(ホメオスタシス)の状態や拳動を知らせる新しい生体光情報であると理解することができる. 我々の研究グループはこれまでの人体表面からの生物フォトン発光の発見に基づいて手背手掌さらに左右の指先からの極微弱発光に着目し計測を行い), 新しい生体光情報としての意義を検討, 分析してきた. 今回の研究紹介は, これまで行ってきた生物フォトン計測と同様な方法で足背に分布する良導点(電気の通りやすい点), ではどのような発光特性があるかの測定, 検討を行ったので報告する
ISSN:0913-0977
1884-7595
DOI:10.17119/ryodoraku1986.47.115