人間ドックの超音波検査で脂肪肝と診断されたBMI22未満の症例に関する検討
がん・生活習慣病健診の腹部超音波検査受診者でBMIが22未満であった受診者について脂肪肝の有無とAST,ALT,γ-GTP,空腹時血糖,中性脂肪,総コレステロール値および飲酒歴,喫煙歴を調査した。BMI22未満の脂肪肝症例では飲酒量が多い傾向にあり,生活習慣病合併の割合が非脂肪肝症例より高率で,空腹時血糖や中性脂肪が将来高値を示す割合も多い。また,過去に喫煙歴を有する群で脂肪肝が有意に高率であった。...
Saved in:
Published in | 健康医学 Vol. 17; no. 3; pp. 378 - 382 |
---|---|
Main Authors | , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本人間ドック学会
2002
日本人間ドック学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0914-0328 2186-5019 |
DOI | 10.11320/ningendock1986.17.378 |
Cover
Summary: | がん・生活習慣病健診の腹部超音波検査受診者でBMIが22未満であった受診者について脂肪肝の有無とAST,ALT,γ-GTP,空腹時血糖,中性脂肪,総コレステロール値および飲酒歴,喫煙歴を調査した。BMI22未満の脂肪肝症例では飲酒量が多い傾向にあり,生活習慣病合併の割合が非脂肪肝症例より高率で,空腹時血糖や中性脂肪が将来高値を示す割合も多い。また,過去に喫煙歴を有する群で脂肪肝が有意に高率であった。 |
---|---|
ISSN: | 0914-0328 2186-5019 |
DOI: | 10.11320/ningendock1986.17.378 |