(7)一日コース健診者のストレス認知

要約:一日ドック受診者154名で, 受診に伴うストレス(Str.)認知について, アンケート調査を行った. 145名(94%)が回答. 検査(80%以上)やスタッフの対応(90%以上)は, 肯定的Str.と認知された. 否定的Str.は, 直腸診(16%), 胃透視検査(12%), 婦人科・乳房健診(5%), 問診(7%), 放射線技師(15%), 受付の対応(5%)等であり, 受診者の身体的負担, 差恥心に基ずく心理的負担が原因であった. 健診スタッフは, 否定的Str.を意識し, 軽減・緩和する配慮が必要である....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in健康医学 Vol. 17; no. 2; pp. 168 - 171
Main Authors 中沢良枝, 清水きわ子, 山口真由美, 池田祐美, 大房裕和
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本人間ドック学会 2002
Online AccessGet full text

Cover

Loading…
More Information
Summary:要約:一日ドック受診者154名で, 受診に伴うストレス(Str.)認知について, アンケート調査を行った. 145名(94%)が回答. 検査(80%以上)やスタッフの対応(90%以上)は, 肯定的Str.と認知された. 否定的Str.は, 直腸診(16%), 胃透視検査(12%), 婦人科・乳房健診(5%), 問診(7%), 放射線技師(15%), 受付の対応(5%)等であり, 受診者の身体的負担, 差恥心に基ずく心理的負担が原因であった. 健診スタッフは, 否定的Str.を意識し, 軽減・緩和する配慮が必要である.
ISSN:0914-0328
DOI:10.11320/ningendock1986.17.168