当院における上腕骨遠位端骨折の治療成績

当院で過去2年間に観血的治療を行った上腕骨遠位端骨折12症例(男4,女8)の治療成績について検討を行った.平均年齢56.9歳(15~82歳)経過観察期間は平均11.9か月(6~18か月)であった.AO分類でA2型3例B2型2例,C1型2例C2型2例C3型2例であった.手術はtension band wiring法が2例,プレート固定を10例に行った.術後外固定期間は平均9日(0~53日)であった.平均可動域は伸展-17°(-45~0°)屈曲107°(95~140°)であり,JOA scoreは平淘82.2点(65~92点)であった.これらの治療成績は諸家の報告と比較しても遜色のないものであった...

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Published in整形外科と災害外科 Vol. 55; no. 3; pp. 372 - 374
Main Authors 山下, 寿, 田中, 憲治, 吉光, 一浩, 中村, 英智, 吉松, 弘喜, 後藤, 琢也, 増田, 賢一, 西田, 俊晴, 吉田, 健治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 西日本整形・災害外科学会 2006
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ISSN0037-1033
1349-4333
DOI10.5035/nishiseisai.55.372

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Summary:当院で過去2年間に観血的治療を行った上腕骨遠位端骨折12症例(男4,女8)の治療成績について検討を行った.平均年齢56.9歳(15~82歳)経過観察期間は平均11.9か月(6~18か月)であった.AO分類でA2型3例B2型2例,C1型2例C2型2例C3型2例であった.手術はtension band wiring法が2例,プレート固定を10例に行った.術後外固定期間は平均9日(0~53日)であった.平均可動域は伸展-17°(-45~0°)屈曲107°(95~140°)であり,JOA scoreは平淘82.2点(65~92点)であった.これらの治療成績は諸家の報告と比較しても遜色のないものであった.
ISSN:0037-1033
1349-4333
DOI:10.5035/nishiseisai.55.372