Large Arteriovenous Malformation治療の問題点
「はじめに」normal perfusion pressure breakthrough (NPPB)は巨大脳動静脈奇形 (large AVM) 手術に伴う合併症として有名な病態であるが, その頻度, 予防法, 術前に予知が可能であるのか, さらには実際に存在するのかといった点を含み, 必ずしも日常臨床で明確にされているとはいえない. また, NPPB以外にもAVM手術に伴う合併症として, 血行動態が関与する現象が報告されている. そこで本論では最大径6cm以上のlarge AVM手術施行例を対象として, その治療上の問題点を明らかとし, それにNPPBや術後の血行動態がどのように関与している...
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Published in | 脳卒中の外科 Vol. 24; no. 6; pp. 439 - 445 |
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Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本脳卒中の外科学会
30.11.1996
日本脳卒中の外科研究会 |
Subjects | |
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ISSN | 0914-5508 1880-4683 |
DOI | 10.2335/scs1987.24.6_439 |
Cover
Summary: | 「はじめに」normal perfusion pressure breakthrough (NPPB)は巨大脳動静脈奇形 (large AVM) 手術に伴う合併症として有名な病態であるが, その頻度, 予防法, 術前に予知が可能であるのか, さらには実際に存在するのかといった点を含み, 必ずしも日常臨床で明確にされているとはいえない. また, NPPB以外にもAVM手術に伴う合併症として, 血行動態が関与する現象が報告されている. そこで本論では最大径6cm以上のlarge AVM手術施行例を対象として, その治療上の問題点を明らかとし, それにNPPBや術後の血行動態がどのように関与しているのかを検討した. |
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ISSN: | 0914-5508 1880-4683 |
DOI: | 10.2335/scs1987.24.6_439 |