第11回エピドラスコピー研究会を開催して

2010年7月3日(土)午前, 第11回エピドラスコピー研究会が開催されました. 今回は, これまでの日本臨床麻酔学会期間中の開催ではなく, 初の試みで, 第44回日本ペインクリニック学会期間中に国立京都国際会館で開催されました. 本研究会開催までの準備期間が短く, 演者の先生方には大変ご迷惑をおかけしましたが, 活発な討論ができました. しかしながら, ペインクリニック学会との同時開催は, 他のセッションとの重複が多く, 逆に参加者が少なくなったような気がしました. そのためか, 第12回研究会は, 再度日本臨床麻酔学会と同時開催となりました. 第11回エピドラスコピー研究会のテーマは「腰下...

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Published in日本臨床麻酔学会誌 Vol. 32; no. 2; p. 260
Main Author 平川, 奈緒美
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床麻酔学会 2012
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Summary:2010年7月3日(土)午前, 第11回エピドラスコピー研究会が開催されました. 今回は, これまでの日本臨床麻酔学会期間中の開催ではなく, 初の試みで, 第44回日本ペインクリニック学会期間中に国立京都国際会館で開催されました. 本研究会開催までの準備期間が短く, 演者の先生方には大変ご迷惑をおかけしましたが, 活発な討論ができました. しかしながら, ペインクリニック学会との同時開催は, 他のセッションとの重複が多く, 逆に参加者が少なくなったような気がしました. そのためか, 第12回研究会は, 再度日本臨床麻酔学会と同時開催となりました. 第11回エピドラスコピー研究会のテーマは「腰下肢痛治療におけるエピドラスコピーの位置づけ」でした. シンポジウムでは, 脊椎専門の整形外科の先生お二人とエピドラスコピーを行っているペインクリニックの先生お二人に, それぞれの立場からの脊椎疾患の治療についてお話していただきました. 佐賀記念病院(現:佐賀大学整形外科)の森本忠嗣先生には「腰部椎間板ヘルニア, 腰部脊柱管狭窄症の治療方針:整形外科の立場から」, 福島県立医科大学整形外科の大谷晃司先生には「Failed Back Surgery Syndrome (FBSS)について」, 自治医科大学麻酔科の五十嵐孝先生には「難治性腰下肢痛治療におけるエピドラスコピーの適応」, 仙台ペインクリニックの伊達久先生には「エピドラスコピーと硬膜外腔癒着」についてご講演いただきました.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.32.260