連鎖交互跳びに関する研究

「I はじめに」我が国における生産年齢人口の減少, グローバル化の進展や技術革新, 少子高齢化といった社会問題を背景に平成29年に小学校・中学校の学習指導要領(以下「新学習指導要領」と略す)改訂が告示された(文部科学省, 2017a, pp.1-5). また, 改訂に込められた思いとして, 文部科学省は「これからの社会が, どんなに変化して予測困難な時代になっても, 自ら課題を見付け, 自ら学び, 自ら考え, 判断して行動し, それぞれに思い描く幸せを実現してほしい.」(文部科学省, 2017b)と述べている. そしてこの改訂では, 何を学ぶかだけでなく, どのように学ぶかという観点が重視され...

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Published in体育学研究 Vol. 65; pp. 281 - 291
Main Authors 柿山, 哲治, 大坪, 俊矢
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本体育学会 2020
日本体育学会
Subjects
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ISSN0484-6710
1881-7718
DOI10.5432/jjpehss.19109

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Summary:「I はじめに」我が国における生産年齢人口の減少, グローバル化の進展や技術革新, 少子高齢化といった社会問題を背景に平成29年に小学校・中学校の学習指導要領(以下「新学習指導要領」と略す)改訂が告示された(文部科学省, 2017a, pp.1-5). また, 改訂に込められた思いとして, 文部科学省は「これからの社会が, どんなに変化して予測困難な時代になっても, 自ら課題を見付け, 自ら学び, 自ら考え, 判断して行動し, それぞれに思い描く幸せを実現してほしい.」(文部科学省, 2017b)と述べている. そしてこの改訂では, 何を学ぶかだけでなく, どのように学ぶかという観点が重視されており, 主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点から授業を改善することが各教科に求められている. そのため, 学校体育においても, 運動技能の習得だけが目標ではなく, 今後は技能の習得過程において, どのように学ぶかが重要となってくる.
ISSN:0484-6710
1881-7718
DOI:10.5432/jjpehss.19109