医師養成課程におけるプロフェッショナリズム教育の現状調査

背景:第16期倫理・プロフェッショナリズム委員会では,プロフェッショナリズム教育の導入を推進しているが,国内の医学部・医科大学でのプロフェッショナリズム教育の実施状況は把握されていない. 方法:ユニット機関登録メンバーに対しプロフェッショナリズム教育の公式カリキュラムに関するアンケート調査を行った. 結果:プロフェッショナリズムを科目名あるいは学習目標に明示している大学は少なくとも12大学あった.カリキュラムの多くは臨床前に実施されていた. 考察:今後さらにプロフェッショナリズム教育が多くの大学で導入され,その教育方法および評価方法についても研究が進んでいくことが期待される....

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Published in医学教育 Vol. 43; no. 6; pp. 447 - 452
Main Authors 宮田, 靖志, 板井, 孝壱郎, 朝比奈, 真由美, 野村, 英樹, 天野, 隆弘, 尾藤, 誠司, 後藤, 英司(委員長), 大生, 定義(副委員長), 河本, 慶子, 井上, 千鹿子, 浅井, 篤
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.12.2012
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan.43.447

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Summary:背景:第16期倫理・プロフェッショナリズム委員会では,プロフェッショナリズム教育の導入を推進しているが,国内の医学部・医科大学でのプロフェッショナリズム教育の実施状況は把握されていない. 方法:ユニット機関登録メンバーに対しプロフェッショナリズム教育の公式カリキュラムに関するアンケート調査を行った. 結果:プロフェッショナリズムを科目名あるいは学習目標に明示している大学は少なくとも12大学あった.カリキュラムの多くは臨床前に実施されていた. 考察:今後さらにプロフェッショナリズム教育が多くの大学で導入され,その教育方法および評価方法についても研究が進んでいくことが期待される.
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.43.447