下腿外捻症の治療経験

下腿外捻症に対して内旋骨切りを施行し,良好な治療成績が得られた1例を報告する.症例は45歳女性で,小学生の頃より歩容異常があり最近になり右股関節と足部・足関節の歩行時の痛みが出現した.術前評価として歩容の機能評価,患者立脚型評価として日本整形外科学会股関節疾患評価質問票(以下,JHEQ),Knee injury and Osteoarthritis Score(以下,KOOS),自己記入式足部足関節評価質問票(以下,SAFE-Q)を用いた.CTにより回旋の程度と部位を確認して,脛骨結節以下での下腿を骨切り・内旋矯正してプレートによる固定を行い,良好な結果を得た....

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Published in整形外科と災害外科 Vol. 67; no. 4; pp. 700 - 702
Main Authors 富村, 奈津子, 小宮, 節郎, 前之園, 健太, 吉野, 伸司, 川内, 義久, 東郷, 泰久, 小倉, 雅, 佐々木, 裕美, 前田, 昌隆
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 西日本整形・災害外科学会 25.09.2018
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ISSN0037-1033
1349-4333
DOI10.5035/nishiseisai.67.700

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Summary:下腿外捻症に対して内旋骨切りを施行し,良好な治療成績が得られた1例を報告する.症例は45歳女性で,小学生の頃より歩容異常があり最近になり右股関節と足部・足関節の歩行時の痛みが出現した.術前評価として歩容の機能評価,患者立脚型評価として日本整形外科学会股関節疾患評価質問票(以下,JHEQ),Knee injury and Osteoarthritis Score(以下,KOOS),自己記入式足部足関節評価質問票(以下,SAFE-Q)を用いた.CTにより回旋の程度と部位を確認して,脛骨結節以下での下腿を骨切り・内旋矯正してプレートによる固定を行い,良好な結果を得た.
ISSN:0037-1033
1349-4333
DOI:10.5035/nishiseisai.67.700