病院と薬局の合意に基づく院外処方せんにおける疑義照会簡素化プロトコルとその効果
「緒言」2010年4月30日付医政局長通知として, 医療の質の向上および安全性の観点から, 薬剤師が主体的に薬物療法に参加するチーム医療の推進が発出された. この医政局長通知に示されているような薬剤師が積極的に加わるチーム医療を推進するために, 「プロトコルに基づく薬物治療管理(protocol-based pharmacotherapy management:PBPM)」の実践が推奨されている. すなわち薬剤師は, 薬剤の種類, 投与量, 投与方法, 投与期間等の変更や検査オーダについて, 医師等との間で事前に作成・合意されたプロトコルに基づき, 専門的知見の活用を通じて医師等と協働して実施...
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Published in | 医療薬学 Vol. 42; no. 5; pp. 336 - 342 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人日本医療薬学会
10.05.2016
日本医療薬学会 |
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Summary: | 「緒言」2010年4月30日付医政局長通知として, 医療の質の向上および安全性の観点から, 薬剤師が主体的に薬物療法に参加するチーム医療の推進が発出された. この医政局長通知に示されているような薬剤師が積極的に加わるチーム医療を推進するために, 「プロトコルに基づく薬物治療管理(protocol-based pharmacotherapy management:PBPM)」の実践が推奨されている. すなわち薬剤師は, 薬剤の種類, 投与量, 投与方法, 投与期間等の変更や検査オーダについて, 医師等との間で事前に作成・合意されたプロトコルに基づき, 専門的知見の活用を通じて医師等と協働して実施することが求められる(厚生労働省医政局長通知(医政発0430第1号)「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」日本病院薬剤師会による解釈と具体例(Ver.1.1), http://www.jshp.or.jp/cont/10/1029-2.html, 2016年4月13日). |
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ISSN: | 1346-342X 1882-1499 |
DOI: | 10.5649/jjphcs.42.336 |