デジタルマンモグラフィの特性を考慮した読影が必要であった乳がんの1例

乳がん検診におけるマンモグラフィの判定においては,読影医師の判定能力も重要であるが,判定に供するフィルム画像も重要である。今回,触診では約4cmの大きな腫瘤を触知したにもかかわらず,マンモグラフィでは“容易に判読可能な”腫瘤陰影あるいは局所非対称性陰影(focal asymmetoric density:以下FAD)を描出するに至らず,デジタルマンモグラフィの特性を考慮した読影が必要であった乳がんの1例を経験したので報告する。...

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Published in日本乳癌検診学会誌 Vol. 22; no. 3; pp. 419 - 421
Main Author 田伏, 洋治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本乳癌検診学会 20.10.2013
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Summary:乳がん検診におけるマンモグラフィの判定においては,読影医師の判定能力も重要であるが,判定に供するフィルム画像も重要である。今回,触診では約4cmの大きな腫瘤を触知したにもかかわらず,マンモグラフィでは“容易に判読可能な”腫瘤陰影あるいは局所非対称性陰影(focal asymmetoric density:以下FAD)を描出するに至らず,デジタルマンモグラフィの特性を考慮した読影が必要であった乳がんの1例を経験したので報告する。
ISSN:0918-0729
1882-6873
DOI:10.3804/jjabcs.22.419