宮城県における改訂薬学教育モデル・コアカリキュラムに基づく実務実習の実施状況と薬剤師の意識調査

「緒言」2015年度入学生より適用された平成25年度改訂版薬学教育モデル・コアカリキュラム(改訂コアカリ)では, 学生が公平で幅広く参加・体験できる薬学実務実習(実習)を行うことを目的として代表的な疾患が提示され, 大学, 薬局および病院の連携により効果的な実習を行うことが求められている. また, 文部科学省より示されている薬学実務実習に関するガイドライン(ガイドライン, https://www.mext.go.jp/content/1355408_01_2.pdf, 2021年3月12日)では, 実習受入施設は, 学生の目標となる資質を有した薬剤師の育成および質の高い薬剤師業務を実践する体制...

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Published in医療薬学 Vol. 47; no. 12; pp. 674 - 687
Main Authors 村井, ユリ子, 石澤, 文章, 菊地, 正史, 中井, 啓, 中村, 浩規, 森川, 昭正, 大内, 友季江
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人日本医療薬学会 10.12.2021
日本医療薬学会
Subjects
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ISSN1346-342X
1882-1499
DOI10.5649/jjphcs.47.674

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Summary:「緒言」2015年度入学生より適用された平成25年度改訂版薬学教育モデル・コアカリキュラム(改訂コアカリ)では, 学生が公平で幅広く参加・体験できる薬学実務実習(実習)を行うことを目的として代表的な疾患が提示され, 大学, 薬局および病院の連携により効果的な実習を行うことが求められている. また, 文部科学省より示されている薬学実務実習に関するガイドライン(ガイドライン, https://www.mext.go.jp/content/1355408_01_2.pdf, 2021年3月12日)では, 実習受入施設は, 学生の目標となる資質を有した薬剤師の育成および質の高い薬剤師業務を実践する体制整備と共に, 施設内の全ての薬剤師が実習生にかかわる教育・指導体制の整備が求められている. さらに, 学習成果基盤型教育の考え方に基づき, 従来の到達目標積み上げ方式ではなく, 概略評価が取り入れられている.
ISSN:1346-342X
1882-1499
DOI:10.5649/jjphcs.47.674