がん化学療法看護認定看護師の主な活動

「I. はじめに」1995年に日本看護協会により認定看護師制度が発足され, 現在21分野の認定看護師が各施設で活動している. 2001年にがん化学療法看護認定看護師が誕生し, 筆者は2007年に資格取得し, 現在は主に所属病棟を中心に院内で活動している. 「II. 院内におけるがん化学療法看護認定看護師としての活動内容」当院はがん診療連携拠点病院であり, がん患者の年間新入院患者数は5,622人で全体の新入院患者数の3割を占めている(平成26年1月~12月31日). また平成27年4月~7月に化学療法を行った入院患者はのべ598人である. このように, がん患者, がん化学療法を行う入院患者が...

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Published in日本医科大学医学会雑誌 Vol. 13; no. 1; pp. 48 - 49
Main Author 腹子, あきこ
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医科大学医学会 2017
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Summary:「I. はじめに」1995年に日本看護協会により認定看護師制度が発足され, 現在21分野の認定看護師が各施設で活動している. 2001年にがん化学療法看護認定看護師が誕生し, 筆者は2007年に資格取得し, 現在は主に所属病棟を中心に院内で活動している. 「II. 院内におけるがん化学療法看護認定看護師としての活動内容」当院はがん診療連携拠点病院であり, がん患者の年間新入院患者数は5,622人で全体の新入院患者数の3割を占めている(平成26年1月~12月31日). また平成27年4月~7月に化学療法を行った入院患者はのべ598人である. このように, がん患者, がん化学療法を行う入院患者が多く, がん化学療法看護認定看護師としてその役割を果たすことが求められる. 認定看護師には1~3の3つの役割がある. 実際に院内で行っている主な活動について報告する. 「1. 個人, 家族および集団に対して熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する. (実践)」「1)がん化学療法に関する手順の作成と周知」当院の特徴として, がん化学療法目的の入院患者は疾患・レジメンを問わずどの病棟にも入院する.
ISSN:1349-8975
1880-2877
DOI:10.1272/manms.13.48