成人脳性麻痺患者の痛みに対するボイタ法の試み

養護学校等を卒業してから,一定の期間治療を受けず様々な症状を呈し受診した成人脳性麻痺患者のボイタ法治療効果について検討した。 その中でも精神的苦痛を強いられる痛みを起こすメカニズムは,ボイタの移動運動の原理によって病的な常同肢位の固定化が取り除かれることにより,解決された。...

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Published in理学療法学 Vol. 18; no. 2; pp. 145 - 150
Main Authors 黒橋, 佳洋, 中西, 靖治, 中前, 和則
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本理学療法士学会 10.03.1991
日本理学療法士協会
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Summary:養護学校等を卒業してから,一定の期間治療を受けず様々な症状を呈し受診した成人脳性麻痺患者のボイタ法治療効果について検討した。 その中でも精神的苦痛を強いられる痛みを起こすメカニズムは,ボイタの移動運動の原理によって病的な常同肢位の固定化が取り除かれることにより,解決された。
ISSN:0289-3770
2189-602X
DOI:10.15063/rigaku.KJ00003126652