チーム医療による実践的手術侵襲軽減策とアウトカム : 心臓血管外科における取り組み

心臓血管外科領域では手術侵襲軽減策として低侵襲治療がおもに採用される傾向にあるが, それに加えて術後回復プログラムである Enhanced Recovery After Surgery (ERAS) protocol の運用が有用である. 多種多様な介入を達成するためには医療チームの構成が必要である. 心臓手術・血管手術, さらには患者自身の併存症, 病院のもつ設備, チームメンバー構成により介入の方法はさまざま変化させる必要があり, 絶えず modified していくことがよいと考える....

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Published in外科と代謝・栄養 Vol. 52; no. 2; pp. 91 - 98
Main Authors 立石渉, 中野清治
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本外科代謝栄養学会 2018
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Summary:心臓血管外科領域では手術侵襲軽減策として低侵襲治療がおもに採用される傾向にあるが, それに加えて術後回復プログラムである Enhanced Recovery After Surgery (ERAS) protocol の運用が有用である. 多種多様な介入を達成するためには医療チームの構成が必要である. 心臓手術・血管手術, さらには患者自身の併存症, 病院のもつ設備, チームメンバー構成により介入の方法はさまざま変化させる必要があり, 絶えず modified していくことがよいと考える.
ISSN:0389-5564
DOI:10.11638/jssmn.52.2_91