作業療法士のウェルビーイング向上のために

対人援助職である作業療法士は,支援の対象者のウェルビーイングを向上させるために日々,努力している.では自身のウェルビーイングはどうであろうか.本稿では,自身のウェルビーイング向上のための柱となる,幸せの4因子について解説し,4因子の培いやバーンアウト対応には,セルフ・コンパッションが必要であることを述べ,セルフ・コンパッションを高める技法についても言及する.作業療法士がセルフケアをすることが,対象者への質の高い支援につながると思われる....

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Bibliographic Details
Published in作業療法の実践と科学 Vol. 5; no. 4; pp. 79 - 85
Main Authors 前野, 隆司, 秋山, 美紀
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 北海道作業療法士会 30.11.2023
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ISSN2434-5806
2433-8451
DOI10.32151/psot.5.4_79

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Summary:対人援助職である作業療法士は,支援の対象者のウェルビーイングを向上させるために日々,努力している.では自身のウェルビーイングはどうであろうか.本稿では,自身のウェルビーイング向上のための柱となる,幸せの4因子について解説し,4因子の培いやバーンアウト対応には,セルフ・コンパッションが必要であることを述べ,セルフ・コンパッションを高める技法についても言及する.作業療法士がセルフケアをすることが,対象者への質の高い支援につながると思われる.
ISSN:2434-5806
2433-8451
DOI:10.32151/psot.5.4_79