看護基礎教育課程における小児看護技術演習に関する研究の動向 : 2001年~2010年に発表された文献の分析
目的:小児看護技術演習に関する研究の動向を明らかにし、今後の研究遂行上の示唆を得る。研究方法:対象は、2001〜2010年の小児看護技術演習に関する論文とした。抽出には医学中央雑誌Web(Vre.5)とCiNii国立情報学研究所論文情報ナビゲータの両方を使用した。研究内容については内容の類似性に基づきカテゴリ化した。結果:内容は、【小児看護技術演習における教授方法および教材活用による成果】【学生の小児看護技術の到達状況および影響する要因】【実習前演習の実態と成果】【卒業前技術演習の実態と成果】【小児看護技術演習に関する実態】【看護師が捉えた基礎看護教育における小児看護技術】の6つに分類できた。...
Saved in:
Published in | 日本小児看護学会誌 Vol. 23; no. 1; pp. 36 - 43 |
---|---|
Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本小児看護学会
2014
日本小児看護学会 |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1344-9923 2423-8457 |
DOI | 10.20625/jschn.23.1_36 |
Cover
Summary: | 目的:小児看護技術演習に関する研究の動向を明らかにし、今後の研究遂行上の示唆を得る。研究方法:対象は、2001〜2010年の小児看護技術演習に関する論文とした。抽出には医学中央雑誌Web(Vre.5)とCiNii国立情報学研究所論文情報ナビゲータの両方を使用した。研究内容については内容の類似性に基づきカテゴリ化した。結果:内容は、【小児看護技術演習における教授方法および教材活用による成果】【学生の小児看護技術の到達状況および影響する要因】【実習前演習の実態と成果】【卒業前技術演習の実態と成果】【小児看護技術演習に関する実態】【看護師が捉えた基礎看護教育における小児看護技術】の6つに分類できた。考察:本研究を通して今後の研究課題として以下の2点が示唆された。教員の質の向上に向けて教員の教授活動そのものを解明することが必要である。また「問題解決型学習」「協調学習」での学習者個々の評価の視点を明らかにする必要があると考える。 |
---|---|
ISSN: | 1344-9923 2423-8457 |
DOI: | 10.20625/jschn.23.1_36 |