良導絡測定値と皮膚温の相関II
「はじめに」良導絡測定部位と皮膚温について1968年に中谷は代表測定点・皮膚温専用カルテによる測定カルテを考案した(図1)1).それを基にして瞬間皮膚温計とサーモグラフィを用いて良導絡測定部位の皮膚温を検査し,冬季と夏季の良導絡測定部位の皮膚温および良導絡測定値を調べた.次に25度から18度の環境に変化したとき皮膚温がどのように変化するかを検査した.それらを基に人体に色々な放熱が加わった時に良導絡測定部位皮膚温と良導絡測定値はどのように変化するかを調べた. 「対象」31歳・33歳・42歳・45歳・68歳の健康成人男性5人と冷え症患者12人を対象にした.「使用機器」日本光電・医用サーモグラフィ装...
Saved in:
Published in | 日本良導絡自律神経学会雑誌 Vol. 52; no. 2; pp. 47 - 52 |
---|---|
Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本良導絡自律神経学会
2007
|
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0913-0977 1884-7595 |
DOI | 10.17119/ryodoraku1986.52.47 |
Cover
Summary: | 「はじめに」良導絡測定部位と皮膚温について1968年に中谷は代表測定点・皮膚温専用カルテによる測定カルテを考案した(図1)1).それを基にして瞬間皮膚温計とサーモグラフィを用いて良導絡測定部位の皮膚温を検査し,冬季と夏季の良導絡測定部位の皮膚温および良導絡測定値を調べた.次に25度から18度の環境に変化したとき皮膚温がどのように変化するかを検査した.それらを基に人体に色々な放熱が加わった時に良導絡測定部位皮膚温と良導絡測定値はどのように変化するかを調べた. 「対象」31歳・33歳・42歳・45歳・68歳の健康成人男性5人と冷え症患者12人を対象にした.「使用機器」日本光電・医用サーモグラフィ装置インフラアイミニ,瞬間皮膚温時計ST-717スカラ(株),良導絡測定器MD-21を用いた.「方法」1,25度の環境下で30分間,ベッドに寝かせた後に手と足の良導絡測定部位のサーモグラフィを撮影した.2,良導絡測定部位の皮膚温について瞬間皮膚温時計ST-717スカラ(株)を使い25度の環境下で冷え症の患者12人の冬季と夏期の良導絡測定部位皮膚温の相関を調べた. |
---|---|
ISSN: | 0913-0977 1884-7595 |
DOI: | 10.17119/ryodoraku1986.52.47 |