地域リハビリテーション施設における臨床実習教育のあり方に関する研究

〔目的〕社会構造の変化によって地域在宅での理学療法ニーズが多様化している。本研究では,地域リハビリテーション施設における臨床実習のあり方を考察する目的で調査を実施した。〔対象と方法〕老人保健施設および訪問リハ施設に勤務する理学療法士を対象にアンケート調査を実施した。対象は各施設とも150人,合計300名とした。〔結果〕地域リハ施設における実習は選択科目が望ましく,また実習内容は見学実習が望ましいと考える理学療法士が多かった。〔結語〕今後は,従来の実習形態にとらわれない新たな枠組みが必要である。その実現のためには実習目標や実習方法の見直しだけでなく,養成課程全般の見直しが必要であると考えた。...

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Published in理学療法科学 Vol. 24; no. 6; pp. 895 - 899
Main Author 浅利, 和人
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2009
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.24.895

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Summary:〔目的〕社会構造の変化によって地域在宅での理学療法ニーズが多様化している。本研究では,地域リハビリテーション施設における臨床実習のあり方を考察する目的で調査を実施した。〔対象と方法〕老人保健施設および訪問リハ施設に勤務する理学療法士を対象にアンケート調査を実施した。対象は各施設とも150人,合計300名とした。〔結果〕地域リハ施設における実習は選択科目が望ましく,また実習内容は見学実習が望ましいと考える理学療法士が多かった。〔結語〕今後は,従来の実習形態にとらわれない新たな枠組みが必要である。その実現のためには実習目標や実習方法の見直しだけでなく,養成課程全般の見直しが必要であると考えた。
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.24.895