Back Beliefs Questionnaire 日本語版の作成および信頼性と妥当性の検討

〔目的〕Back Beliefs Questionnaire日本語版(BBQ日本語版)の作成および信頼性と妥当性の検討すること.〔対象〕腰痛の訴えのある介護職員127名とした.〔方法〕BBQ日本語版の,信頼性として内的一貫性を,妥当性としてBBQ日本語版の得点と,業務遂行能力,ADL能力および腰痛の程度との相関をそれぞれ分析した.〔結果〕BBQ日本語版におけるα係数は0.82であった.BBQ日本語版の得点と業務遂行能力およびADL能力との間に有意な負の相関がみられたが,腰痛の程度との間には有意な相関はみられなかった.〔結語〕BBQ日本語版による評価法は原版と同等の信頼性および妥当性をもつ....

Full description

Saved in:
Bibliographic Details
Published in理学療法科学 Vol. 27; no. 4; pp. 475 - 478
Main Authors 渡邉, 進, 鈴木, 哲, 木村, 愛子, 田中, 亮
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2012
Subjects
Online AccessGet full text
ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.27.475

Cover

More Information
Summary:〔目的〕Back Beliefs Questionnaire日本語版(BBQ日本語版)の作成および信頼性と妥当性の検討すること.〔対象〕腰痛の訴えのある介護職員127名とした.〔方法〕BBQ日本語版の,信頼性として内的一貫性を,妥当性としてBBQ日本語版の得点と,業務遂行能力,ADL能力および腰痛の程度との相関をそれぞれ分析した.〔結果〕BBQ日本語版におけるα係数は0.82であった.BBQ日本語版の得点と業務遂行能力およびADL能力との間に有意な負の相関がみられたが,腰痛の程度との間には有意な相関はみられなかった.〔結語〕BBQ日本語版による評価法は原版と同等の信頼性および妥当性をもつ.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.27.475