脳血管障害片麻痺患者に対するRobotics Knee Orthosisを使用した練習の効果

〔目的〕Robotics Knee Orthosis(RKO)での練習の効果をABA型シングルケーススタディーにて検討した.〔対象と方法〕回復期の脳血管障害片麻痺患者5名を対象とし,通常練習期をA期,介入期をB期としたABA期にて,各期10日間の計30日間実施した.評価項目は10 m歩行時間(各期で5回,計15回評価),バランス能力,重複歩距離,歩幅・片脚支持期の所要時間の左右比(A1期前・後・B期後・A2期後の計4回評価)とした.〔結果〕A期に比べ,B期において各評価項目での向上がみられた.〔結語〕RKOを使用した練習において,効果がある可能性が示唆された....

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Published in理学療法科学 Vol. 31; no. 5; pp. 711 - 714
Main Authors 飯田, 修平, 渡辺, 達也, 川北, 大, 藤田, 拓也, 池田, 喜久子, 青木, 主税
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2016
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Summary:〔目的〕Robotics Knee Orthosis(RKO)での練習の効果をABA型シングルケーススタディーにて検討した.〔対象と方法〕回復期の脳血管障害片麻痺患者5名を対象とし,通常練習期をA期,介入期をB期としたABA期にて,各期10日間の計30日間実施した.評価項目は10 m歩行時間(各期で5回,計15回評価),バランス能力,重複歩距離,歩幅・片脚支持期の所要時間の左右比(A1期前・後・B期後・A2期後の計4回評価)とした.〔結果〕A期に比べ,B期において各評価項目での向上がみられた.〔結語〕RKOを使用した練習において,効果がある可能性が示唆された.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.31.711