理学療法学科3および4学年末の学習と生活面の満足度変化と国家試験成績

〔目的〕学部3および4年末の期間における学習と生活満足度変化が国家試験成績におよぼす影響を男女別に明らかにすることとした.〔対象〕平成25年3月に国際医療福祉大学理学療法学科を卒業し,調査に協力の得られた98名(男性59名,女性39名)とした.〔方法〕3学年末と国家試験1ヵ月前にVisual Analogue Scaleで評価される満足度を満足度向上群と低下群の間で比較した.〔結果〕男性では,生活満足度の値が期間内に低下し,生活満足度低下群では向上群に比べ国家試験成績が有意に低かった.〔結語〕男性に対しては生活面満足度が低下することを考慮して対策をとることが必要である....

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Published in理学療法科学 Vol. 30; no. 1; pp. 115 - 117
Main Authors 久保, 晃, 倉本A, 亜美, 小林, 薫, 黒澤, 和生, 丸山, 仁司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2015
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Summary:〔目的〕学部3および4年末の期間における学習と生活満足度変化が国家試験成績におよぼす影響を男女別に明らかにすることとした.〔対象〕平成25年3月に国際医療福祉大学理学療法学科を卒業し,調査に協力の得られた98名(男性59名,女性39名)とした.〔方法〕3学年末と国家試験1ヵ月前にVisual Analogue Scaleで評価される満足度を満足度向上群と低下群の間で比較した.〔結果〕男性では,生活満足度の値が期間内に低下し,生活満足度低下群では向上群に比べ国家試験成績が有意に低かった.〔結語〕男性に対しては生活面満足度が低下することを考慮して対策をとることが必要である.
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.30.115