抗がん薬バイアルと閉鎖式混合デバイス「PhaSeal®ソーラスTM」との適合性評価
「緒言」米国労働安全衛生研究所(National Institute for Occupational Safety and Health:NIOSH)によるNIOSH AlertやInternational Society of Oncology Pharmacy Practitioner (ISOPP)によるISOPP Standards and Practice等では, 注射抗がん薬の混合調製時における職業的曝露を防止するために, 閉鎖式接続器具を用いることが推奨されている1, 2). 日本でも日本病院薬剤師会によって同様の推奨がされ3), そのデバイス導入による有用性が評価されている4...
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Published in | 医療薬学 Vol. 36; no. 12; pp. 906 - 912 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人日本医療薬学会
2010
日本医療薬学会 |
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Summary: | 「緒言」米国労働安全衛生研究所(National Institute for Occupational Safety and Health:NIOSH)によるNIOSH AlertやInternational Society of Oncology Pharmacy Practitioner (ISOPP)によるISOPP Standards and Practice等では, 注射抗がん薬の混合調製時における職業的曝露を防止するために, 閉鎖式接続器具を用いることが推奨されている1, 2). 日本でも日本病院薬剤師会によって同様の推奨がされ3), そのデバイス導入による有用性が評価されている4, 5). 平成22年4月の診療報酬改訂では, 閉鎖式接続器具使用に伴う無菌調製処理料が算定可能となり(厚生労働省:平成22年度診療報酬改定について, http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/02/dl/s 0212-4m_4.pdf, 7月13日アクセス)その導入施設は今後さらに増加すると思われる. |
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ISSN: | 1346-342X 1882-1499 |
DOI: | 10.5649/jjphcs.36.906 |