四国がんセンターでの家族性乳癌に対する取り組み

四国がんセンター家族性腫瘍相談室は平成12 年の設立より,着実にその体制を整えてきた.当相談室では家族性大腸癌と家族性乳癌を主たる対象疾患として,カウンセリングや診療を行ってきたが,ここでは家族性乳癌についてその取り組みを述べる.相談室の構成員は平成21 年3 月現在,医師6 名,看護師1 名,臨床心理士1 名,事務職1 名であるが,専任のものはいないためマンパワー不足に悩まされていたが,今後専任の遺伝カウンセラーが着任することで,本格的活動ができるようになると期待している.当相談室の現状とその問題点,解決策などについて述べる....

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Published in家族性腫瘍 Vol. 9; no. 2; pp. 43 - 45
Main Authors 増田, 春菜, 久保, 義郎, 谷水, 正人, 井上, 実穂, 高市, 瑞穂, ウロブレスキー, 順子, 那須, 淳一郎, 大住, 省三, 田所, かおり, 青儀, 健二郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本家族性腫瘍学会 2009
一般社団法人日本遺伝性腫瘍学会
The Japanese Society for Hereditary Tumors
Subjects
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ISSN1346-1052
2189-6674
DOI10.18976/jsft.9.2_43

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Summary:四国がんセンター家族性腫瘍相談室は平成12 年の設立より,着実にその体制を整えてきた.当相談室では家族性大腸癌と家族性乳癌を主たる対象疾患として,カウンセリングや診療を行ってきたが,ここでは家族性乳癌についてその取り組みを述べる.相談室の構成員は平成21 年3 月現在,医師6 名,看護師1 名,臨床心理士1 名,事務職1 名であるが,専任のものはいないためマンパワー不足に悩まされていたが,今後専任の遺伝カウンセラーが着任することで,本格的活動ができるようになると期待している.当相談室の現状とその問題点,解決策などについて述べる.
ISSN:1346-1052
2189-6674
DOI:10.18976/jsft.9.2_43