レーザー血管形成術における血管内視鏡による評価

閉塞性動脈硬化症に対してレーザーを用いた血管形成術 (Percutaneous Translurninal Laser-assisted Balloon Angioplasty: PTLBA) を施行し, 術前, 術中, 術後, 遠隔期において蜘管内視鏡による評価を行った。血栓, アテローマといった病変の性状の評価や, レーザーによる熱効渠の判定などが可能であった。遠隔期において, 再閉塞の原因となった血栓がとらえられ, 開存例では内膜の修復機転も観察された。PTLBA施行時および遠隔期の評価方法として, 血管内視鏡は有用と考えられた。...

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Published in日本レーザー医学会誌 Vol. 14; no. 3; pp. 17 - 21
Main Authors 広瀬, 純一, 内田, 康美
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 特定非営利活動法人 日本レーザー医学会 1993
日本レーザー医学会
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Summary:閉塞性動脈硬化症に対してレーザーを用いた血管形成術 (Percutaneous Translurninal Laser-assisted Balloon Angioplasty: PTLBA) を施行し, 術前, 術中, 術後, 遠隔期において蜘管内視鏡による評価を行った。血栓, アテローマといった病変の性状の評価や, レーザーによる熱効渠の判定などが可能であった。遠隔期において, 再閉塞の原因となった血栓がとらえられ, 開存例では内膜の修復機転も観察された。PTLBA施行時および遠隔期の評価方法として, 血管内視鏡は有用と考えられた。
ISSN:0288-6200
1881-1639
DOI:10.2530/jslsm1980.14.3_17