シミュレーションセンターの現状と問題点─周産期医療・新生児医療に重点を置いた名古屋市立大学病院の場合

愛知県地域医療再生計画に基づいて,2011年3月,名古屋市立大学病院にシミュレーションセンターが設置された.計画は,県内の周産期医療体制の再構築を目指している.そのような設置の背景のもと,当センターは,周産期・新生児・救急医療におけるチーム医療・医療安全の向上を目指して活動している.組織はセンター長1名,副センター長4名,コーディネータ2名などで構成されている.年間約1万人の利用者があり,外部からの利用者は3割程度である.受講者・インストラクターの両者が学ぶことが好循環を生み出すと考えられる....

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Published in日本臨床麻酔学会誌 Vol. 34; no. 2; pp. 232 - 237
Main Authors 加藤, 丈典, 片野, 衣江, 増田, 和彦, 笹野, 寛, 飯塚, 成志, 三浦, 敏靖
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床麻酔学会 2014
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ISSN0285-4945
1349-9149
DOI10.2199/jjsca.34.232

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Summary:愛知県地域医療再生計画に基づいて,2011年3月,名古屋市立大学病院にシミュレーションセンターが設置された.計画は,県内の周産期医療体制の再構築を目指している.そのような設置の背景のもと,当センターは,周産期・新生児・救急医療におけるチーム医療・医療安全の向上を目指して活動している.組織はセンター長1名,副センター長4名,コーディネータ2名などで構成されている.年間約1万人の利用者があり,外部からの利用者は3割程度である.受講者・インストラクターの両者が学ぶことが好循環を生み出すと考えられる.
ISSN:0285-4945
1349-9149
DOI:10.2199/jjsca.34.232