麻酔科医が緩和ケア病棟医になるために必要なこと
[要旨] 麻酔科医は疼痛管理・全身管理において高い専門性を有し, 緩和医療の分野においても大いに活躍が期待される. 一方で, 麻酔科医にとって緩和ケアに関する知識や情報には偏りがあり, また緩和ケアの実践力を培う研修機会は少ない. その結果, 麻酔科医が緩和ケアの具体的な全体像を把握することは困難となってしまう. 緩和ケア病棟医の視点を通じて麻酔科医が緩和ケア病棟医になるために必要なことを考えてみたい....
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Published in | 日本臨床麻酔学会誌 Vol. 38; no. 7; pp. 771 - 777 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本臨床麻酔学会
15.11.2018
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0285-4945 1349-9149 |
DOI | 10.2199/jjsca.38.771 |
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Summary: | [要旨] 麻酔科医は疼痛管理・全身管理において高い専門性を有し, 緩和医療の分野においても大いに活躍が期待される. 一方で, 麻酔科医にとって緩和ケアに関する知識や情報には偏りがあり, また緩和ケアの実践力を培う研修機会は少ない. その結果, 麻酔科医が緩和ケアの具体的な全体像を把握することは困難となってしまう. 緩和ケア病棟医の視点を通じて麻酔科医が緩和ケア病棟医になるために必要なことを考えてみたい. |
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ISSN: | 0285-4945 1349-9149 |
DOI: | 10.2199/jjsca.38.771 |