適応からみたPEG
日本は超高齢化社会を迎え、がん、認知症患者が増え、疾患を有する高齢者の栄養をいかに管理するかが社会的に大きな問題となってきている。特に、高度の認知症に対する胃瘻(PEG)の適応に関しては、延命治療の是非にも議論が及び混乱を招いている。 1980年初期に導入された PEGの新規造設件数は現在、20万件を越し、これからも高齢者の増加とともにますます重要となってくる。本稿では適応からみたPEGという内容で、その現状と今後の課題について述べてみる。...
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Published in | Jomyaku Keicho Eiyo Vol. 29; no. 4; pp. 1003 - 1008 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本静脈経腸栄養学会
2014
Japanese Society for Parenteral and Enteral Nutrition |
Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1344-4980 1881-3623 |
DOI | 10.11244/jjspen.29.1003 |
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Summary: | 日本は超高齢化社会を迎え、がん、認知症患者が増え、疾患を有する高齢者の栄養をいかに管理するかが社会的に大きな問題となってきている。特に、高度の認知症に対する胃瘻(PEG)の適応に関しては、延命治療の是非にも議論が及び混乱を招いている。 1980年初期に導入された PEGの新規造設件数は現在、20万件を越し、これからも高齢者の増加とともにますます重要となってくる。本稿では適応からみたPEGという内容で、その現状と今後の課題について述べてみる。 |
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ISSN: | 1344-4980 1881-3623 |
DOI: | 10.11244/jjspen.29.1003 |