ハーバード・メディカル・スクールの場合
1)ハーバード・メディカル・スクールにおける臨床実習では,米国の多くの医学校と同様に,学生は第3学年の必須診療科における診療参加型臨床実習で基盤能力および経験を,第4学年の選択臨床実習において興味のある分野で更なる経験を得る. 2)学習者の積極的な学習姿勢,教育者の熱心な教育姿勢のもと,診療参加型臨床実習が行われている.その背景には,2年間にわたる臨床導入教育,そして学習者,教育者それぞれの取り組みの評価が進路決定や昇進判定に影響することがあげられる. 3)近年の通年性学習機会の創出と密なメンタリングなど,臨床実習カリキュラムの改革が進められている....
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Published in | 医学教育 Vol. 43; no. 2; pp. 71 - 77 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本医学教育学会
2012
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0386-9644 2185-0453 |
DOI | 10.11307/mededjapan.43.71 |
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Summary: | 1)ハーバード・メディカル・スクールにおける臨床実習では,米国の多くの医学校と同様に,学生は第3学年の必須診療科における診療参加型臨床実習で基盤能力および経験を,第4学年の選択臨床実習において興味のある分野で更なる経験を得る. 2)学習者の積極的な学習姿勢,教育者の熱心な教育姿勢のもと,診療参加型臨床実習が行われている.その背景には,2年間にわたる臨床導入教育,そして学習者,教育者それぞれの取り組みの評価が進路決定や昇進判定に影響することがあげられる. 3)近年の通年性学習機会の創出と密なメンタリングなど,臨床実習カリキュラムの改革が進められている. |
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ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
DOI: | 10.11307/mededjapan.43.71 |