2013年 人間ドック全国集計成績報告
「はじめに」 人間ドック全国集計成績報告は1984年に笹森典雄が, 学会の宿題報告として全国調査を始めて以来, 今年で30回目になる. その間多くの先生方に多大な尽力をいただいてきた. この仕事は長期にわたる重みのある仕事であり, 将来の人間ドック健診のあり方を模索するうえで貴重なデータであったことから, 一昨年より人間ドック健診統計調査委員会を発足し, 継続して調査, 報告を行うことにした. 「調査対象」 アンケートの返信状況を図1に示す. なお, 詳細なデータは文末に付表としてまとめた. 一日ドック実施施設は2012年より1件減少し, 返信率も2.9ポイント減少して88.6%であった. 二...
Saved in:
Published in | 人間ドック Vol. 29; no. 4; pp. 623 - 635 |
---|---|
Main Authors | , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本人間ドック学会
2014
日本人間ドック学会 |
Online Access | Get full text |
Cover
Loading…
Summary: | 「はじめに」 人間ドック全国集計成績報告は1984年に笹森典雄が, 学会の宿題報告として全国調査を始めて以来, 今年で30回目になる. その間多くの先生方に多大な尽力をいただいてきた. この仕事は長期にわたる重みのある仕事であり, 将来の人間ドック健診のあり方を模索するうえで貴重なデータであったことから, 一昨年より人間ドック健診統計調査委員会を発足し, 継続して調査, 報告を行うことにした. 「調査対象」 アンケートの返信状況を図1に示す. なお, 詳細なデータは文末に付表としてまとめた. 一日ドック実施施設は2012年より1件減少し, 返信率も2.9ポイント減少して88.6%であった. 二日ドック実施指定病院は2011年より16件減少し, 返信率も3.9ポイント減少して88.4%であった. 機能評価認定施設は2012年より22件増加して308件となったが, 返信率は3.5ポイント減少し91.6%であった. 人間ドック健診受診者数について1984年からの推移を図2に示す. |
---|---|
ISSN: | 1880-1021 2186-5027 |
DOI: | 10.11320/ningendock.29.623 |