40-50年後の次世代生物物理学者の皆さんへ

「はじめに」2024年6月に開催されたIUPAB2024は, 世界50カ国以上から2000人近くの参加者を集めた素晴らしい会となりました. 本稿では, IUPAB2024および関連イベントの企画や運営に関わった皆さんに, それぞれの企画の経緯の記録をお願いしました. 40~50年後に再び日本でIUPABが開催される際の次世代の生物物理学者の皆さんへのエールとしたいと思います. 「1. IUPAB2024全体のコンセプトと運営」「はじめに」本稿は, IUPAB2024の誘致から計画・実施まで一貫して関わって来た者として, 本学会を牽引する次世代の方々に引き継ぐ意味があると思われる我々の記憶・記録...

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Published in生物物理 Vol. 65; no. 2; pp. 84 - 100
Main Author IUPAB2024実行委員および日本生物物理学会理事会
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本生物物理学会 2025
日本生物物理学会
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ISSN0582-4052
1347-4219
DOI10.2142/biophys.65.84

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Summary:「はじめに」2024年6月に開催されたIUPAB2024は, 世界50カ国以上から2000人近くの参加者を集めた素晴らしい会となりました. 本稿では, IUPAB2024および関連イベントの企画や運営に関わった皆さんに, それぞれの企画の経緯の記録をお願いしました. 40~50年後に再び日本でIUPABが開催される際の次世代の生物物理学者の皆さんへのエールとしたいと思います. 「1. IUPAB2024全体のコンセプトと運営」「はじめに」本稿は, IUPAB2024の誘致から計画・実施まで一貫して関わって来た者として, 本学会を牽引する次世代の方々に引き継ぐ意味があると思われる我々の記憶・記録を簡潔に記したい. ここでは特に, 本大会の背景に関する内容と, 運営に関わる部分について記す. 「会議概要」IUPAB2024Kyoto大会は2024年6月24日から28日まで, "Rocking Out Biophysics!"というテーマのもと, 計10つのPlenary talkおよびKeynote talk, 41のSymposium, 19のスポンサーセミナー, Congress dinnerをはじめとする多彩なSocial eventを実施した.
ISSN:0582-4052
1347-4219
DOI:10.2142/biophys.65.84