大規模身体加速度データベースの利活用による行動インフォマティクス
近年のウェアラブルデバイスの発展・普及は、大規模な日常生活下の生体情報ログへのアクセスを可能にしつつある。これらの大規模データの利活用は、疾病の発症に加え、健康リスクに関する有用な知見の発見に繋がるとの期待から、データと疾患発症とを関連づける新たな枠組みの研究が国際的にも重要視されつつある。本講演では、このような取り組みの一環として、日常生活下で計測された24時間の体幹3軸加速度センサデータからなる大規模データベース(約8万人)の活用事例の一部を紹介する。機械学習等を用いた睡眠統計量の評価や日常生活動作分類、またそれらと個人特性(性別、年齢等)や地域性との関連性、生気象学的影響等についても議論...
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Published in | Transactions of Japanese Society for Medical and Biological Engineering Vol. Annual56; no. Abstract; p. S224 |
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Main Authors | , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本生体医工学会
2018
Japanese Society for Medical and Biological Engineering |
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ISSN | 1347-443X 1881-4379 |
DOI | 10.11239/jsmbe.Annual56.S224 |
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Summary: | 近年のウェアラブルデバイスの発展・普及は、大規模な日常生活下の生体情報ログへのアクセスを可能にしつつある。これらの大規模データの利活用は、疾病の発症に加え、健康リスクに関する有用な知見の発見に繋がるとの期待から、データと疾患発症とを関連づける新たな枠組みの研究が国際的にも重要視されつつある。本講演では、このような取り組みの一環として、日常生活下で計測された24時間の体幹3軸加速度センサデータからなる大規模データベース(約8万人)の活用事例の一部を紹介する。機械学習等を用いた睡眠統計量の評価や日常生活動作分類、またそれらと個人特性(性別、年齢等)や地域性との関連性、生気象学的影響等についても議論する。 |
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ISSN: | 1347-443X 1881-4379 |
DOI: | 10.11239/jsmbe.Annual56.S224 |