待機的に腹腔鏡下手術を行った肝弯曲部腸重積合併腸管嚢腫様気腫症の1例

症例は49歳の男性で,特記すべき既往は.繰り返す右上腹部痛を主訴に近医を受診し,CT・下部消化管内視鏡検査で腸管嚢腫様気腫症を認めたため,当院を紹介受診した.当院でのCTで肝弯曲に腸重積を認め,下部消化管内視鏡検査による送気で整復を施行した.右上腹部痛を繰り返していることから,腸重積を繰り返している可能性があり,腹腔鏡下結腸右半切除術を施行した....

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Published in日本臨床外科学会雑誌 Vol. 84; no. 11; pp. 1776 - 1781
Main Authors 甲斐, 巧也, 青山, 広希, 高山, 祐一, 高橋, 崇真, 細井, 敬泰, 前田, 敦行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本臨床外科学会 2023
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Summary:症例は49歳の男性で,特記すべき既往は.繰り返す右上腹部痛を主訴に近医を受診し,CT・下部消化管内視鏡検査で腸管嚢腫様気腫症を認めたため,当院を紹介受診した.当院でのCTで肝弯曲に腸重積を認め,下部消化管内視鏡検査による送気で整復を施行した.右上腹部痛を繰り返していることから,腸重積を繰り返している可能性があり,腹腔鏡下結腸右半切除術を施行した.
ISSN:1345-2843
1882-5133
DOI:10.3919/jjsa.84.1776