改訂コア・カリキュラムに準拠した実務実習に関する薬局薬剤師の意識調査と実習受入の内的動機付けに影響する因子の探索

• Published in: 医療薬学 Vol. 48; no. 11; pp. 507 - 515
• Main Authors: 広瀬, 雅一, 松田, 幸久, 山中, 智香, 小川, 圭太, 長崎, 信浩, 高根, 浩
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 一般社団法人日本医療薬学会 10.11.2022; 日本医療薬学会
• Subjects: awareness survey; clinical clerkship; pharmaceutical education; revised model core curriculum
• ISSN: 1346-342X; 1882-1499
• DOI: 10.5649/jjphcs.48.507

「緒言」2019年度より, 改訂された薬学教育モデル・コアカリキュラム(改訂コアカリ)(https://www.mext.go.jp/a_menu/01_d/08091815.htm, 2022年6月1日)に準拠した薬学実務実習が開始された. 薬学実務実習に関するガイドライン(ガイドライン)(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gaiyou/1355408.htm, 2022年6月1日)には, 実習生が患者の薬物治療に継続的にかかわることや, 代表的な疾患を有する患者での臨床対応を経験することの必要性が明記され, 実習成果の評価にはルーブリック表を用いた概略評価(https://yaku-kyou.org/?p=7004, 2022年6月1日)が導入された. この新しい実務実習の開始に向けて, 指導薬剤師への説明会等が各地で開催されるとともに, 準備状況の調査や先行導入が実施され, 大学と実習施設での連携強化の必要性や指導薬剤師の熱意の重要性が指摘されてきた.