市民公開講座「放射線と健康影響について」報告

第3回日本放射線看護学会学術集会では, 市民の関心の高い放射線と放射線が及ぼす健康への影響をテーマにした市民参加型の講座を企画いたしました. 幸いにも講演は独立行政法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の高下浩文先生が快くお引き受けくださいました. 高下先生は, 千葉大学理学部物理学科をご卒業後, 東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程にて原子核の研究で理学博士の学位を取得され, その後, 動力炉・核燃料開発事業団, 米国ブルックヘブン国立研究所において, 長寿命放射性核種の消滅処理研究に従事されておりましたが, 動燃の事故をきっかけに, 2001年からリスクコミュニケーシ...

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Published in日本放射線看護学会誌 Vol. 3; no. 1; p. 90
Main Authors 作田, 裕美, 村川, 由加理, 坂口, 桃子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本放射線看護学会 31.03.2015
The Radiological Nursing Society of japan
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ISSN2187-6460
2433-5649
DOI10.24680/rnsj.3.1_90

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Summary:第3回日本放射線看護学会学術集会では, 市民の関心の高い放射線と放射線が及ぼす健康への影響をテーマにした市民参加型の講座を企画いたしました. 幸いにも講演は独立行政法人日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所の高下浩文先生が快くお引き受けくださいました. 高下先生は, 千葉大学理学部物理学科をご卒業後, 東京都立大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程にて原子核の研究で理学博士の学位を取得され, その後, 動力炉・核燃料開発事業団, 米国ブルックヘブン国立研究所において, 長寿命放射性核種の消滅処理研究に従事されておりましたが, 動燃の事故をきっかけに, 2001年からリスクコミュニケーションの研究と実践に取り組まれ, 茨城県東海村の住民を対象にリスクコミュニケーション活動を展開されていらっしゃいました.
ISSN:2187-6460
2433-5649
DOI:10.24680/rnsj.3.1_90