新型コロナウイルスワクチンの接種体制,追加接種,小児適応について
「1. 日本における新型コロナウイルスワクチン」「1.1 使用可能なワクチンについて」2021年9月時点において, 日本政府が特例承認している新型コロナワクチンは, (1)ファイザー社及びビオンテック社が開発したmRNAワクチン(コミナティ)(2021年2月14日特例承認), (2)モデルナ社が開発し, 武田薬品工業が国内で販売するmRNAワクチン(2021年5月21日特例承認), (3)アストラゼネカ社及びオックスフォード大学が開発し, 武田薬品工業が国内で製造するウイルスベクターワクチン(バキスゼブリア)(2021年5月21日特例承認)の3種類である. 厚生労働省によると, 日本政府が各企...
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Published in | 薬剤学 Vol. 82; no. 1; pp. 10 - 14 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 日本薬剤学会
2022
日本薬剤学会 |
Online Access | Get full text |
ISSN | 0372-7629 2188-3149 |
DOI | 10.14843/jpstj.82.10 |
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Summary: | 「1. 日本における新型コロナウイルスワクチン」「1.1 使用可能なワクチンについて」2021年9月時点において, 日本政府が特例承認している新型コロナワクチンは, (1)ファイザー社及びビオンテック社が開発したmRNAワクチン(コミナティ)(2021年2月14日特例承認), (2)モデルナ社が開発し, 武田薬品工業が国内で販売するmRNAワクチン(2021年5月21日特例承認), (3)アストラゼネカ社及びオックスフォード大学が開発し, 武田薬品工業が国内で製造するウイルスベクターワクチン(バキスゼブリア)(2021年5月21日特例承認)の3種類である. 厚生労働省によると, 日本政府が各企業と契約を締結し, 2021年に使用できる見込みのワクチンの接種回数は, それぞれ(1)1億9,400万回, (2)5,000万回, (3)1億2,000万回分で合計3億6, 400万回分(1億8,200万人分)となる. |
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ISSN: | 0372-7629 2188-3149 |
DOI: | 10.14843/jpstj.82.10 |