EUS-FNAでNETとの鑑別が困難であった胃グロムス腫瘍の1例

「症例」患者: 47歳男性 主訴: 心窩部痛 既往歴: 特記すべきことなし 現病歴: 数年前から心窩部痛の改善が乏しい為に当院を受診. 上部消化管内視鏡検査(EGD)にて胃角部大弯に粘膜下腫瘍(SMT)を認め経過観察中に増大傾向を認めEUS-FNA予定で入院した. 入院時現症: 特記すべき異常所見なし 入院時血液検査: 特記すべき異常所見なし 外来でのEGD: 胃角部大弯に青色調の Cushion sign 陰性のやや硬さのある20mmのSMTを認める. 上部消化管超音波内視鏡検査: 第4層由来の内部が不均一な低エコー性腫瘤を認め, 高エコーの隔壁を伴っていた. (18ヶ月で17.4×11.6...

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Published inProgress of Digestive Endoscopy Vol. 96; no. 1; pp. 101 - 103
Main Authors 北條, 紋, 渋谷, 和俊, 西川, 雄祐, 小野, 真史, 清水, 良, 中尾, 友美, 中川, 皓貴, 二本, 柳康弘, 五十嵐, 良典
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部 26.06.2020
日本消化器内視鏡学会関東支部会
Subjects
EUS-FNA
Glomus腫瘍
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ISSN1348-9844
2187-4999
DOI10.11641/pde.96.1_101

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Summary:「症例」患者: 47歳男性 主訴: 心窩部痛 既往歴: 特記すべきことなし 現病歴: 数年前から心窩部痛の改善が乏しい為に当院を受診. 上部消化管内視鏡検査(EGD)にて胃角部大弯に粘膜下腫瘍(SMT)を認め経過観察中に増大傾向を認めEUS-FNA予定で入院した. 入院時現症: 特記すべき異常所見なし 入院時血液検査: 特記すべき異常所見なし 外来でのEGD: 胃角部大弯に青色調の Cushion sign 陰性のやや硬さのある20mmのSMTを認める. 上部消化管超音波内視鏡検査: 第4層由来の内部が不均一な低エコー性腫瘤を認め, 高エコーの隔壁を伴っていた. (18ヶ月で17.4×11.6mmから21.3×13.6mmに増大)
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.96.1_101