経鼻内視鏡と大腸内視鏡を併用して留置後クリップの除去を行った1例
「症例」 患者: 69歳, 男性. 主訴: 便潜血陽性. 既往歴: 高血圧, COPD 現病歴: 便潜血陽性にて, 大腸内視鏡検査を施行した. 直腸Rsに進行癌, Rbに大腸ポリープを認め内視鏡的切除後にクリップで縫縮を行った. 直腸Rsの進行癌に対して, 手術加療を予定していたが, 1ヶ月を経過してもRbのクリップは残存していた. 残存クリップにより手術吻合時の支障を来す可能性があるため, 直腸クリップ除去目的に大腸内視鏡検査を行うこととなった....
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Published in | Progress of Digestive Endoscopy Vol. 94; no. 1; pp. 109 - 110 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部
07.06.2019
日本消化器内視鏡学会関東支部会 |
Subjects | |
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ISSN | 1348-9844 2187-4999 |
DOI | 10.11641/pde.94.1_109 |
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Summary: | 「症例」 患者: 69歳, 男性. 主訴: 便潜血陽性. 既往歴: 高血圧, COPD 現病歴: 便潜血陽性にて, 大腸内視鏡検査を施行した. 直腸Rsに進行癌, Rbに大腸ポリープを認め内視鏡的切除後にクリップで縫縮を行った. 直腸Rsの進行癌に対して, 手術加療を予定していたが, 1ヶ月を経過してもRbのクリップは残存していた. 残存クリップにより手術吻合時の支障を来す可能性があるため, 直腸クリップ除去目的に大腸内視鏡検査を行うこととなった. |
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ISSN: | 1348-9844 2187-4999 |
DOI: | 10.11641/pde.94.1_109 |