経橈骨動脈アプローチによるflow diverter留置術の有用性

経橈骨動脈アプローチ(transradial approach:TRA)による血管内治療は,そのメリットから循環器領域においてはスタンダードとなっているが,頭頚部領域においてはいまだに経大腿動脈アプローチ(transfemoral approach:TFA)での治療が一般的である.特に比較的太いカテーテルの誘導が必要なflow diverter(FD)留置術については,TRAで行われることは少ないが,穿刺部合併症の少なさ,術後安静度制限が不要など,メリットが多いため,当院においてFD留置術はTRAを第一選択としている.当院で行ったTRAによるFD留置術について後方視的に検討を行った.当院で20...

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Published in脳卒中の外科 Vol. 52; no. 5; pp. 354 - 358
Main Authors 瓜生, 康浩, 岡田, 富, 宮原, 宏輔, 野田, 尚志, 関口, 徳朗, 鴨川, 美咲, 鈴木, 幸二, 谷野, 慎, 田中, 悠介
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本脳卒中の外科学会 2024
日本脳卒中の外科学会
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