A型胃炎,高ガストリン血症を伴った多発性胃carcinoidの1例

外科的切除を行わず内視鏡治療によって,現在までの2年7カ月間,再発・転移を認めず,経過をみているA型胃炎,高ガストリン血症を伴った多発性胃カルチノイドの1例を経験したので報告した。本症のように,ただちに外科的切除をしなくてもよい症例が含まれていると考えられ,そのためにも定期的な上部内視鏡検査と確実な内視鏡所見を得ることが必要であると思われた。...

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Published inProgress of Digestive Endoscopy Vol. 71; no. 2; pp. 70 - 71
Main Authors 関田, 吉久, 竹下, 公矢, 永井, 鑑, 吉田, 達也, 河内, 洋, 河野, 辰幸
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部 2007
日本消化器内視鏡学会関東支部会
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Summary:外科的切除を行わず内視鏡治療によって,現在までの2年7カ月間,再発・転移を認めず,経過をみているA型胃炎,高ガストリン血症を伴った多発性胃カルチノイドの1例を経験したので報告した。本症のように,ただちに外科的切除をしなくてもよい症例が含まれていると考えられ,そのためにも定期的な上部内視鏡検査と確実な内視鏡所見を得ることが必要であると思われた。
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.71.2_70