安全で確実な内視鏡医療に対する当内視鏡センターの取り組み

「はじめに」当院内視鏡センターは常勤・非常勤合わせた27名の医師と看護師16人, 臨床工学技師1人(うち5名が内視鏡技師)で構成されている. 12室の内視鏡室で年間, 上部約19,000件, 下部約8,500件, ESD約600件, ERCP約350件, カプセル内視鏡約80件の検査治療を行う大規模センターである. 当院は患者の安全と医療の質改善を目的にJCI(Joint Commission International:国際病院評価機構)の認証を国内2番目に取得している. この基準に基づいた, 当センターのチーム医療の現状を報告する. 「現状」JCIは患者の安全性の改善が中心になっており,...

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Published inProgress of Digestive Endoscopy Vol. 89; no. 1; pp. 72 - 73
Main Authors 松山, 恭士, 大圃, 研, 野中, 康一, 中尾, 友美, 三角, 宜嗣, 綱島, 弘道, 酒井, 英嗣, 瀧田, 麻衣子, 田島, 知明, 港, 洋平, 村元, 喬, 松橋, 信行
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会 関東支部 16.12.2016
日本消化器内視鏡学会関東支部会
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Summary:「はじめに」当院内視鏡センターは常勤・非常勤合わせた27名の医師と看護師16人, 臨床工学技師1人(うち5名が内視鏡技師)で構成されている. 12室の内視鏡室で年間, 上部約19,000件, 下部約8,500件, ESD約600件, ERCP約350件, カプセル内視鏡約80件の検査治療を行う大規模センターである. 当院は患者の安全と医療の質改善を目的にJCI(Joint Commission International:国際病院評価機構)の認証を国内2番目に取得している. この基準に基づいた, 当センターのチーム医療の現状を報告する. 「現状」JCIは患者の安全性の改善が中心になっており, 我々は安全管理面, 業務の効率化, 医療の質の担保の3つに重点を置き日常臨床業務を行っている. 「安全管理面」患者側に関する点と医療従事者側の双方に関する注意を要する. 患者側においては, フルネームと生年月日を患者自身に話してもらい確認している.
ISSN:1348-9844
2187-4999
DOI:10.11641/pde.89.1_72