桁衝突解析による橋梁の地震被害分析
1999年の台湾集集地震で被災した橋梁の中から, 地表面に不均一な地盤の割れや移動が確認されていないにもかかわらず, 2つの桁が落橋した長庚大橋を対象に, 被害分析を実施した. 地震後に実施した被害調査や現地測量, 現地の橋梁管理者から入手した詳細図面をもとに非線形動的解析を行った結果, 本橋は地震時に桁同士が玉付き衝突を起こし, 桁が橋台パラペットにめり込み, 落橋に至った可能性が高いことを明らかにした....
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Published in | 土木学会論文集 Vol. 2005; no. 794; pp. 794_143 - 794_156 |
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Main Authors | , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
公益社団法人 土木学会
2005
|
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Summary: | 1999年の台湾集集地震で被災した橋梁の中から, 地表面に不均一な地盤の割れや移動が確認されていないにもかかわらず, 2つの桁が落橋した長庚大橋を対象に, 被害分析を実施した. 地震後に実施した被害調査や現地測量, 現地の橋梁管理者から入手した詳細図面をもとに非線形動的解析を行った結果, 本橋は地震時に桁同士が玉付き衝突を起こし, 桁が橋台パラペットにめり込み, 落橋に至った可能性が高いことを明らかにした. |
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ISSN: | 0289-7806 1882-7187 |
DOI: | 10.2208/jscej.2005.794_143 |