術中 3D 撮影が可能なガントリー自走式ヘリカル CT による術中 CT 撮影システムを用いた頚椎手術
当教室で開発した術中3D-CT撮影システムでは, 安全かつ短時間で精度の高い画像が得られ, 頚椎手術において大変有用であった.頚椎手術における適応としては, 1)頚椎症やOPLLなど骨性病変に対する前方からのアプローチにおいて, 椎体の削除範囲や残存病変を確認する場合, 2)椎間板ヘルニアの手術においては, keyhole surgeryや慣れない術者が手術を行う際, アプローチの方向を確認する場合, 3)長い移植骨やspinal instrumentationを用いた固定術において, 固定状態を確認する場合, などが挙げられる....
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Published in | 脊髄外科 Vol. 15; no. 1; pp. 35 - 40 |
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Main Authors | , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
日本脊髄外科学会
2001
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0914-6024 1880-9359 |
DOI | 10.2531/spinalsurg.15.35 |
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Summary: | 当教室で開発した術中3D-CT撮影システムでは, 安全かつ短時間で精度の高い画像が得られ, 頚椎手術において大変有用であった.頚椎手術における適応としては, 1)頚椎症やOPLLなど骨性病変に対する前方からのアプローチにおいて, 椎体の削除範囲や残存病変を確認する場合, 2)椎間板ヘルニアの手術においては, keyhole surgeryや慣れない術者が手術を行う際, アプローチの方向を確認する場合, 3)長い移植骨やspinal instrumentationを用いた固定術において, 固定状態を確認する場合, などが挙げられる. |
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ISSN: | 0914-6024 1880-9359 |
DOI: | 10.2531/spinalsurg.15.35 |